2026/1/23
こんにちは。新橋駅前で会社設立・起業支援を行っているNo.1税理士法人です。
連載第2回となる今回は、確定申告の手続き面における大きな変化、「スマホ申告の進化」と「収受日付印の廃止」について解説します。
2025年分(令和7年分)の確定申告における最大のデジタル・トピックは、iPhoneにおける「スマホ用電子証明書」の対応です。
これまでは、e-Taxでマイナンバーカードを使って申告する際、ログインや電子署名のたびにカードをスマホの背面に当てて読み取る必要がありました。読み取り位置がシビアでエラーが出たり、手元にカードがないと作業ができなかったりと、不便を感じていた方も多いはずです。
Android端末では先行して導入されていましたが、ユーザー数の多いiPhoneがついに対応したことで、スマホ申告(スマート申告)への移行が一気に加速するでしょう。
もう一つの重要な変更点は、紙で確定申告書を提出した場合の「収受日付印(受付印)」の廃止です。
これまでは、税務署の窓口に申告書(控え)を持参すると、その場で日付入りのハンコを押してくれました。この「ハンコ付きの控え」は、銀行融資や奨学金の申請、賃貸契約、そして港区での会社設立後の口座開設時などで「所得証明」として重宝されてきました。
しかし、デジタル化推進のため、2025年申告からは原則としてこの収受印が押されなくなります。
紙で提出した場合、単なるコピーでは「税務署に提出した」という証明になりません。今後は以下の方法で証明することになります。
新橋でビジネスを行う経営者の皆様にとっては、融資や手続きのスピードが命です。証明書が即座に手に入るe-Taxへの完全移行を強くおすすめします。
港区を管轄する税務署は、「麻布税務署(西麻布)」と「芝税務署(芝)」の2箇所です。
例年、確定申告期限(2026年3月16日)間近になると、これらの税務署の相談会場は大変混雑します。入場整理券が必要となり、長時間待たされることも珍しくありません。
会社設立直後で忙しい時期に、税務署で半日潰れてしまうのは大きな機会損失です。iPhoneとマイナンバーカードを活用し、オフィスや自宅からサクッと申告を終わらせましょう。