2025/12/26
2025年も残りわずかですが、年明けすぐに超重要な締切が迫っています。業務効率化ソフトやECサイト制作、インボイス対応会計ソフトの導入を検討している新橋の企業の皆様、「IT導入補助金2025」の最終回(8次締切)をお忘れではありませんか?
これが今年度予算の最終公募となります。特に、これから会社設立をして経理システムを整えたい、新橋で飲食店を開業してPOSレジを入れたいという場合、この補助金を使わない手はありません。申請には「gBizIDプライム」アカウントと、IT導入支援事業者(ベンダー)との連携が必須です。1月7日はすぐそこです。まだベンダーが決まっていない場合は、残念ながら今回は見送り、次年度(2026年春以降)を待つ判断も必要かもしれません。
新製品開発や革新的なサービスの開発を行う中小企業を支援する「ものづくり補助金」。こちらも締切が迫っています。
港区・新橋はITベンチャーやコンサルティング会社が多く集まるエリアです。「ものづくり」という名前ですが、システム開発や新サービス構築も対象になります。特に、「省力化(オーダーメイド)枠」は、人手不足解消のためのシステム導入に有効です。申請には認定支援機関の確認書が必要ですので、1月に入ったらすぐに税理士や金融機関と最終調整を行ってください。
上記の「IT導入補助金」も「ものづくり補助金」も、申請はすべて電子申請で行われます。その際に必須となるのが「gBizIDプライム」のアカウントです。
東京都内(もちろん港区含む)の中小企業を対象とした、セキュリティ対策への助成金も募集が開始されます。
申請期間がわずか1週間しかありません。年内に見積もりを取り、SECURITY ACTIONの宣言を済ませておく必要があります。新橋のオフィスで顧客データを扱う企業にとって、セキュリティ強化は必須課題。助成金で賢く守りを固めましょう。
A1. 原則として、法人設立済み(または個人事業主として開業済み)であることが申請の条件となります。設立予定の段階では申請できません。会社設立登記を急ぐ必要があります。新橋でのスピード設立なら当事務所にご相談ください。
A2. ものづくり補助金などの加点や上限アップ要件となる「賃上げ」は、事業場内最低賃金を地域別最低賃金より+30円〜50円以上にする、給与支給総額を年率1.5%〜6%以上増加させる、といった計画を策定し、従業員に表明することを指します。東京都の最低賃金は高いため、慎重なシミュレーションが必要です。
A3. いいえ、パソコンやタブレットのみの購入は補助対象外です。必ず「ITツール(ソフトウェア)」とセットで導入する必要があります。あくまでソフトウェア導入が主であり、ハードウェアはそれを活用するための付属品という位置づけです。